高齢者虐待、経済的困窮、認知症、介護保険など高齢者に関する相談を総合的に受けています。幅広い知識が必要ですが、社会福祉士会の研修で様々な制度について理解を深め、「支援は制度に縛られてはいけない。制度は活用するものだ」と思えるようになりました。
会員の声
地域包括支援センター
NPO法人所属
障がいのある人やその家族と話し合いながら生活の困難さや問題を整理して、その人に合った支援を導入していきます。そのための研修を社会福祉士会で受けています。時にはハードな研修もありますが、やり終えたときの昂揚感も仕事の糧となります。
児童養護施設勤務
児童相談所や学校などの関係機関と連携しながら子どもたちを支援しています。社会福祉士会の委員会活動では、同じ分野で活躍する仲間と支援のあり方や目標を共有でき、高齢・障害など他分野の会員と交流することで支援の幅が広げられると感じています。
医療ソーシャルワーカー
病院で、心理的・社会的・経済的な援助が必要な患者や家族からの相談を受けています。様々な制度を活用して、その人が安心して生活を送れるように支援しています。
社会福祉士会の高次脳機能障害に関する委員会活動を通じて支援の幅を広げることができます。
福祉事務所ケースワーカー
生活保護受給などの相談支援をしています。その人を適切な社会資源に結びつけていくのですが、社会福祉士会でつながった様々な分野の仲間から情報を得ることができるので助かっています。その人の生活が受給前よりも安定してくると、本当にうれしいです!
地域生活定着支援センター
刑務所出所者が地域で安定した生活を送れるよう、行政、相談機関、弁護士、保護司等と連携して支援します。その人が地域でたくさんの人に支えられながら、地元の住人になっていく姿に励まされます。また、その思いを社会福祉士会の仲間と共有しています。
独立型社会福祉士
地域に事務所を構えて、認知症高齢者の家族や障がい者、また民生委員等からの相談も受けています。ある時、死期が近い成年後見制度の被補助人から「人のお世話になるって幸せなことだね」と言われて、この仕事にやりがいを感じました。
社会福祉協議会
ふれあい・いきいきサロンなど地域の居場所づくりを進めるなかで、地域の見守りを通じて経済的な困窮や孤立、虐待などの相談も寄せられます。
社会福祉士のネットワークを活用しながら支援し感謝されたときに「社会福祉士ですから」と言えることに誇りを感じます。
スクールソーシャルワーカー
市教育委員会で、児童生徒や家族、教職員からの相談を受けています。不登校の児童生徒や家族と信頼関係をつくりながら教育関係機関へつなぎ、教室に復帰できたときはホッとします。社会福祉士会では専門の委員会があり、意見交換や研修企画などで知識を深められます。