スーパービジョン体験談
若林啓友 会員
障害者支援施設勤務
◆スーパービジョを受けようと思ったきっかけ
私は障害者支援施設のサービス管理責任者として、多くの利用者さんと日々の支援を通じて沢山の経験を積んできましたが、スキルや知識の限界を感じていました。後見人を目指して基礎研修を受講する中、認定社会福祉士に挑戦する事を考えていた所、ベテランコースであればスーパービジョンは1年で良い事を知り、これはチャンスだと思いました。スーパービジョンを受けた事で、支援の質の向上と後見人としての役割を果たす為の学びを深める事ができたと思います。
◆スーパービジョンを受けてどう変わったか
スーパービジョンを通じて自身の得意分野や成功体験を再確認し、施設職員としての強みや課題を客観的に把握でき、仕事上のもやもやとしたものがすっきりし、方向性を再確認する事ができました。また、スーパービジョンで得た指導方法を基にして、新人職員向けの研修プログラムを再構築しました。具体的には、ロールプレイやケーススタディを取り入れた実践的な研修を行い、新人職員が現場で直面する課題に対処するスキルを身につける事ができたと思います。
◆これから受けようと思っている会員へのメッセージ
スーパービジョンは自身の実践を振り返り、自己評価出来る事を目指します。これにより、自身の強みや弱点を認識し、自己成長出来る所が良い所です。スーパーバイザーはスーパーバイジーが必要とする知識やスキルを習得出来るよう、アドバイスをし、スーパーバイジーが自己覚知出来るようにします。スーパーバイザーはスーパーバイジーの成長を促し、社会福祉士としての専門性を高める事が出来ます。少し勇気を出して、是非一度挑戦してみてください。新しい発見と成長がきっと待っています。頑張ってください!