レッツ・ホール・ハンズ第4回勉強会 開催報告

2024年10月6日 (閲覧数:331)
公認団体 
日程: 2024年10月5日(土)
会場等: 福来(高崎市)
参加人数: 20 人

☆レッツ・ホール・ハンズ第4回勉強会 開催☆

今回は定員を上回る申し込みがあり20名の参加。池田朋広教授から1時間のご講義後、親睦会です。

石井代表から左隣の人の紹介をするという自己紹介ではなく他人紹介で親睦会が始まりました。

 

第4回ゲストスピーカーは 高崎健康福祉大学 健康福祉部 社会福祉学科 池田朋広教授に

『コミュニティメンタルヘルスケア~リカバリーを支援するために意識すべき4つの視点~』

をテーマにお話をしていただきました。

人はなぜ依存症になるのか?「苦痛の緩和」苦しみの対処のために薬物、シンナーなどを使う。依存症は苦しみがもとにあること、苦しみをちゃんと抑える視点を持つことを私たち支援者は感じていなくてはいけない。

人は苦しいから・さみしいから、心を病むのです。病気なので誰にでもなる可能性がある「根性がない」「心が弱い」からではない。

リカバリー(回復)を支える①健康(健康的な食事と規則正しい生活習慣) ②家(安定した住まいの確保) ③目的(仕事・役割など目的をもって生きる) ④仲間(安心して相談できる相手や同じ苦しみを分かち合える仲間)この4つの要件がうまくいっている時には回復する。③④が抜けがちになりやすいため、支援者がつなげていくことが求められる。

「~なんだから」とその人の病気・障害など一部を取り上げて排除ではない「身近なところでいろいろな方がいる」これがあたりまえになっていく寛容な社会になっていく。そのためには社会福祉士のみなさんの力が必要で一番大事なところとなってくる。

(文責:髙橋博美)

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