レッツ・ホール・ハンズ 第3回勉強会 開催報告
☆レッツ・ホール・ハンズ第3回勉強会 開催☆
レッツ・ホール・ハンズ勉強会ですが8月に予定していた2回目が台風で中止となり、第3回目は無事に開催できました。自己紹介後、中島氏からのご講演。そして、楽しく懇親会が開かれました。
第3回はゲストスピーカーに 高崎市役所 児童相談所準備室 中島悠太氏 をお迎えし
『市町村や児童相談所が考える見守りについて考える』をテーマにお話をいただきました。
まずは中島氏がなぜ社会福祉士の資格を取得したかについて。仙台市の児童相談所に1年間出向した時に社会福祉士のアセスメント力の高さ、多方面からの引き出し方を目の当たりにして、自分に劣等感を感じて社会福祉士を目指した。その後、社会福祉士となり社会福祉士会にも入会されたそうです。
私たち専門職は虐待?と感じた時には「心配」で済ませないで心配を具体的にしていくことが求められている。高齢者虐待防止法、障害者虐待防止法には、養護者に対する支援が書かれているが児童虐待防止法には書かれていない。児童虐待の加害者は虐待をしたくてやっているわけではない、虐待加害者周辺の環境を整のえるエンパワメントが必要。児童の一時預かりは支援の入り口、この一時預かりの瞬間のみので安全確保だけで家庭は変わらない。支援体制を整え、児童が家庭に帰った時に専門職には一緒に支援をお願いしたい。
「あなたが関わってきた家庭に子どもはいましたか…」←支援者としてここを見ていただきたい
【次回開催について】
レッツ・ホール・ハンズ第4回勉強会
日時:令和6年10月5日(土)18:00~
場所:福来(高崎市栄町2-18)
テーマ:コミュニティメンタルヘルス
講師:池田朋広氏(高崎健康福祉大学 健康福祉学部 社会福祉学科教授)
参加費:4,000円
申し込み:https://forms.gle/xrHYT8X2GbypopHg9
皆様のご参加お待ちしております。
(文責:髙橋博美)