人権・地域福祉委員会 研修報告

2024年8月2日 (閲覧数:341)
人権・地域福祉委員会 
日程: 2024年7月18日(木)
会場等: オンライン(Zoom)
参加人数: 25 人

【人権・地域福祉委員会 研修報告】

人権・地域福祉委員会20240718のサムネイル

「家族の逝き方と自分の生き方」
ゲストスピーカー:青木佑太氏

〈青木佑太氏プローフィール〉
約1年間の闘病の末、長男一馬くんを自宅で看取る。そのがんばりから学んだことを中心にブログにて発信。きょうだいさん支援のために始めた子どもの遊び場&こども食堂「ヤマアソビKIDSCLUB」と「昼あそび会」、付き添い中のパパママと医療スタッフを応援するキッチンカー「fufufu-soup」を運営する。その他、小児がん支援のためのレモネ-ドスタンドや死生観をテーマにした講話なども行っている。

〈内容〉
●4歳で息子さんの闘病生活の様子

●最後10日間を自宅で過ごした自宅での看取りの体験

●亡くなった後の親としての使命について

●「死ぬことは不幸か」

●延命は家族の悲しみの先送り

●ACPの重要性

〈参加者の感想〉※一部抜粋

・研修に参加させていただき本当にありがとうございました。上手く言葉で表すことができませんが、本当に参加してよかった研修会です。青木様お話に勇気をもらい、自分の使命とは何かを考えさせられる、とても良い時間となりました。このお話を委員会の中だけではなく、社会福祉士会や県民の皆様にも聞いてい頂きたいと思いました。社会福祉士会としてぜひ講演会など企画していただきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

・大変貴重で大切な思い出を聞かせていただき、本当にありがとうございました。4歳と他の人と時間的に比べるとすごく短い人生だったかと思いますが、辛い治療の中でも、周りを幸せにして自分の意思もはっきり伝えられた一馬さんの想いを感じました。残されたご家族が前を向いて歩んでいきながら、他の人への思いやりをもって活動されていることをより多くの人に知ってもらう支援をさせていただくことも、死生観や意思決定支援だけではなく社会福祉士として必要なことだと感じました。

・研修ありがとうございました。頑張る一馬くんの姿、一馬くんを支えるご両親の姿、当時を振り返りながらお話しされる青木さんのご様子に、自然に涙が流れました。最期の時間をご自宅で過ごすことで、より強い絆で結ばれたのではないかと思いました。萬田先生と出会えて良かったです。辛い経験を乗り越えて、前向きに活動に取り組む青木さんご夫婦の姿にもとても感動しました。今日のお話しの中で、今まで知らなかった活動や支援があることが分かり、勉強になりました。また、家族や自分の生き方について考える機会にもなりました。ありがとうございました。本も読んでみたいと思います。

・青木さんの話は今後の社会福祉士会の活動にも注目すべき点がたくさんあるので、何ができるのかを考え、実践し、一歩でも進めて青木さんに成果を報告できるようにすべきだと思います。「よかった」で終わるのであれば、本会の存在意義を問われる、くらいの覚悟を持ってもよいくらいの内容でした。

たくさんの方に参加頂き、たくさんの感想を頂きました。
第2弾も検討していきたいと思っております。

<次回開催について>
日時 令和6年8月15日(木)19:00~
会場 オンライン開催(Zoom)
内容 前回の振り返りと9月の予定について

人権・地域福祉委員会では2か月に1回ゲストスピーカーを通じて、人権に触れ、地域資源と繋がることを目標に
楽しく活動しています。
ぜひ、入会お待ちしております。

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