ソーシャルワーカーデー2018

ソーシャルワーカーデー2018 in ぐんま 開催報告

6回目となるソーシャルワーカーデー2018 inぐんまが平成30年7月8日(日)13時から群馬県会福祉総合センターにて開催されました。
群馬県社会福祉士会、群馬県精神保健福祉士会、群馬県医療ソーシャルワーカー協会の三団体が実行委員会を作り、主催・企画・実施をしました。今年の幹事団体は精神保健福祉士会です。
社会福祉士会からは実行委員・協力員として8名が参加しました。

概要については以下のとおりです。

【研修名】ソーシャルワーカーデー2018 in ぐんま
【日 時】平成30年7月8日(日)13:00~16:15
【会 場】群馬県社会福祉総合センター 8階 大ホール

【内 容】
◎講演会
「障害者をしめ出す社会は弱くてもろい―やまゆり園事件から何を学ぶ、障害者権利条約を群馬県の隅々に―」を演題にNPO法人日本障害者協議会代表の藤井克徳氏を講師にお招きし、講演を行いました。
演題にもあるやまゆり事件や障害者条約についての話だけではなく、優生思想や日本における障害者をめぐる事件・事故等についての話もあり、大変勉強になる部分が多くありました。また、呉秀三らによる「私宅監置」(座敷牢)調査報告書提出から100年、クラーク勧告から50年という日本の精神障害分野にとって大きな節目であるという事を初めて知り、新たな知識を手に入れたような感じがしました。最後に群馬のソーシャルワーカーのみなさんへの期待として「学ぶこと」「集まること」「繋がること」「伝えること」「動くこと」という5つのことを挙げられ、普段の業務で求められていることを言われた気持ちになりました。それとともにそれらが実行していくことがこれからのソーシャルワーカーに求められる事であると実感しました。

(藤井先生の講演)

◎フロアディスカッション
講演後、参加者の皆さんに講演会での講師への質問や気づきと感想を付箋に書いていただき、それを基にディスカッションを行いました。講演してくださった藤井克徳氏をコメンテーター、パネラーとして主催三団体の会長、コーディネーター(司会・進行)を社会福祉士会の吉澤道子会員が務め、身近な話題から普段のソーシャルワーカー業務で感じていること等様々な意見があり、いろんな思いを感じる有意義な時間を過ごすことができました。これらの意見を共有するということがいかに大切であるかということを身に染みて感じました。

(パネルディスカッション)

 

(がっちりと握手をする三会長)

最後になりますが、来年度の幹事団体は社会福祉士会です。ソーシャルワーカーデーに興味・関心ある会員の皆さんは是非、企画・運営から参加してみてはいかがでしょうか。

(お問い合わせ:群馬県社会福祉士会 事務局まで 027-212-8388)

※公式Facebook、Twitterでも当日の様子がご覧になれます。また、NHKの取材もあり、7月9日(月)のほっとぐんま640の中でその様子が放送されました。
群馬県社会福祉士会公式Facebook:https://www.facebook.com/gunmacsw
群馬県社会福祉士会公式Twitter:https://twitter.com/gunma_csw

<ソーシャルワーカーデー2018 in ぐんま 資料集>
○当日配布資料(PDF

 

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